一度は住んでみたい!憧れのハワイ風の平屋ハウス
夫婦二人だけの生活だから、平屋で十分などさまざまな理由から、日本でも「平屋ハウス」が再注目されるようになりました。
とりわけ、ハワイアンハウスと呼ばれる小さくまとまった家を建築したいと望む人が増えているようです。
ここではハワイアンハウスに焦点を当て、その魅力などを紹介します。
■ハワイアンハウスとは?
古い時代のハワイで、サトウキビ農園で働く移民が住んでいたような庶民的な住宅を指すことがあります。「プランテーションハウス」がその代表例です。
ただし、このところでは「現代のハワイアンの生活」をイメージした住宅をハワイアンハウスなどと呼ぶことも増えているようです。
- 平屋で簡素なつくりの住宅
- 部屋数が少なくとも、広い空間とゆとりを確保
- 大きな屋根で、屋根裏にもスペースが確保できる場合がある
というように家づくりの大まかなポイントをおさえ、内装やインテリアをハワイアンテイストにまとめた住宅をハワイアンハウスと呼んでいます。
ハワイのコンドミニアムとまではいかないけれど、シンプルながらもラグジュアリーにくつろげる雰囲気の家などを総称することもあるようですね。
■なぜハワイは平屋が多いの?
ハワイは土地が広く、部屋数を確保するために2階~3階を設けなくてもよいことが挙げられます。また、生活動線を踏まえ、効率の良い暮らしを求めると、どうしても「2階以上の部屋は不要」という考えに至ってしまうようです。
窓が大きくとられることが多いため、すべての部屋に風が吹き抜けるハワイの平屋建て住宅は、季節を問わず過ごしやすさも万全です。
ちなみに日本でも平屋造りのメリットがあります。少子高齢化が進む今、平屋のニーズがこれからもっと増えることが予測されます。部屋数が少なくとも一部屋の広さが確保できていると、リノベーションもしやすくなります。
万一手放すことを考えると高額で売却できる可能性も秘めていますので、ハワイアンハウスは建築のねらい目ともいえるのです。
■ハワイ風でリラックスができる空間づくり
一部屋の間取りが広く作られているハワイアンハウスは、開放感が特に人気です。オットマン付きのソファや、キングサイズのベッドなどを置いてリラックスできる空間作りを検討していきましょう。
日本の土地の広さで、ハワイ並みの広さが確保できない場合は、屋根裏の空間をクローゼットやロフトにアレンジすることでさらに広々とした居住空間を確保することができるのではないでしょうか。
日本に居ながら、内装やインテリアで「ハワイ風」を表現し、ラグジュアリーリラックスの雰囲気を作ることができます。
現地ハワイでカーテンや調度品を買い付けすることや、ハワイアンインテリアを扱う日本のお店で購入してもよいでしょう。
家の中でハワイアンな雰囲気を演出できたら、豊かな暮らしにもつながるのではないでしょうか。
■まとめ
ハワイアンハウス・ハワイ風平屋ハウスは、コンパクトながらも一部屋の間取りが大きく、ゆったりとくつろぎのある暮らしができると人気です。
シンプルな暮らしを求めたい方や、家族二人だけで過ごせる空間を探したいという方はぜひ検討されてはいかがでしょうか。