憧れのサーファーズハウスで素敵なインテリア(内装)を
「サーファーズハウス」とは、サーファーが住む家……そう思っていませんか?
たしかに間違ってはいないのですが、それだけではありません。
海沿いのカフェみたいなキッチンも、西海岸のビーチが目に浮かぶウッドデッキも、憧れのサーファーズハウスに近づけるための大切なイメージです。
サーフィンを愛する人が、もっと自由に、もっと快適に暮らすための家を目指していく。
サーファーズハウスとはどんなものなのか、もう少し具体的にみていきましょう。
■サーファーズハウスの6つの特徴
サーファーズハウスとは、「自然とともに生きるサーファーたちが、自身のライフスタイルや価値観を満たすための家づくり」です。
こうすればサーファーズハウスになる、という明確な定義はありません。
とはいえサーファーが憧れる空間というのは、どこか似ているのかもしれません。
いくつか例を挙げますので、サーファーズハウスのイメージを膨らませてみてください。
・シンプルな造りに、少し広めのウッドデッキ
・サーフィン仲間が集まり、バーベキューができる広さのカバードポーチ
(カバードポーチとは、家の屋根を延ばして、玄関ポーチ・テラスを覆った半野外空間)
・大海原をモチーフにした、ホワイトとブルーの外観
・陽射しの下でサーフボードのお手入れがしたくなる、緑の芝生
・海上がりにそのまま浴びられる、外シャワー
・家の大きさに関係なく、心地よい空気が流れる家
(海外では、コージーハウスと呼ぶことも)
どんな家づくりをしたいのかは、あなたの感性に委ねられています。
もしイメージが浮かばないのであれば、カリフォルニアやハワイにあるお家が近いイメージになるかと思います。
TVや雑誌で目にしたことはありませんか?
■サーファーズハウスならではのインテリア(内装)5つ
ここではさらに、サーファーズハウスのインテリア事例をご紹介していきます。
あなたの自宅へのこだわりは、実はサーファーズハウスと相性抜群かもしれません。
◇サーフボードを飾る
サーフボードをラックに飾ったり、無造作に立てかけるだけでも。雰囲気抜群に。
◇広めなシューズインクロークを取り入れる
土足で行き来できる、シューズインクローク。
海外のエントランスを意識するならば、アーチ型の壁も取り入れてみてはいかがでしょうか。玄関にあえて靴を並べないことで、家に入った時に広い空間を感じることができ、またサーフボードや、ウェットスーツも収納できます。
◇憧れのハンモックをお部屋やデッキに
ハンモックに揺られながら、ゆったりと過ごす時間もどうでしょう。
コーヒーを片手に潮風を浴びながら過ごす日常は、何事にも代えられないものでしょう。
◇流木や貝殻などを、インテリアアイテムに活用する
浜辺に流れ着く流木や貝殻が、サーファーズハウスではちょっとしたオブジェに早変わりします。
壁に飾り付けてもいいですし、インテリアの一つとしてリビングのテーブルなどにそっと飾っておくのもありでしょう。
■遊びと暮らしのある家づくり
サーファーズハウスとは、サーファーのライフスタイルを表現する「人生最大のファッションアイテム」でもあります。
家も広い意味では、その人を表現するファッションであり、そのライフスタイルの感性を示したものと考えられているのです。
しかし、従来のファッションと大きく違う点もあります。
それは「流行に左右されない」ということ。
流行を受け入れるのは悪いことではありませんが、それぞれのライフスタイルや、価値観を大切にしていくことは、家づくりでも重要なところです。
また、サーファーズハウスは「楽しさ」と「豊かさ」を感じるために存在します。
長年住み続けることを考慮し、一緒に住む人の暮らしやすさも尊重しなければなりません。
それを考えると流行よりも、建物を極力シンプルにし、自分たちが快適に過ごせる空間としてのアイデアをたくさん取り入れる方が、豊かで楽しく過ごせるのではないでしょうか。
■サーファーズハウスの実現に向けて
理想の住まいを手に入れるにあたり、自分だけのこだわりを押しつけることのないように、そばにいる人たちが笑顔でいられる家づくりを目指しましょう。
自分たちらしいライフスタイルと、自然を楽しむことでサーファーズハウスの実現につながります。