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カバードポーチやウッドデッキのあるおしゃれな家づくり

憧れの西海岸風ビーチハウス・カリフォルニアスタイルの家
「SNS映えする家に住みたい」「おしゃれな家づくりをしたい」と願う方も増えています。
ここではアメリカンハウスやサーファーズハウスによく見られる「カバードポーチ」付きの家づくりについてご紹介してまいります。

 

カバードポーチとは?どんな家?

「カバードポーチ」とは簡単に言うと「屋根付きの玄関ポーチ」です。
ポーチはよくタイルや石積みで造ったりもしますが、カバードポーチでよく使われる手法として、玄関前に大きなウッドデッキを造り、そのデッキの上を屋根で覆うスタイルがあります。
これをすることで雰囲気がグンとアメリカンになります。またそのデッキをリビングと繋げることで見た目だけではない大変使い勝手の良い空間になります。

 

カバードポーチのメリットとデメリット

アメリカなど海外でこのようなカバードポーチ付きの家をよく見かけます。このカバードポーチを日本で施工するにあたり、メリットやデメリットがあるのだろうか。

◇カバードポーチのメリット

①重厚感や生活に豊かさが生まれる

カバードポーチ自体は居住空間ではなく、用途は限られていますが、見た目からの重厚感が生まれます。様々な使い勝手とデザイン性で生活が豊かに感じられることも多いでしょう。

②家を広く見せることができる

カバードポーチを設けることでリビングの延長空間が生まれます。いわゆる「アウターリビング」です。家自体を広く見せることができるうえ、カバードポーチの規模によってはカバードポーチで食事やバーベキューというようなコミュニケーションの場としても活躍します。

◇カバードポーチのデメリット

①土地の広さを確保しなければいけない

居住スペースのほかにカバードポーチをつくる場合は、土地の広さを十分に確保しなければいけません。
建物の建築には、「建ぺい率」という敷地に対する建築物の面積の割合も加味する必要があります。
カバードポーチの屋根部分が建ぺい率の割合を超えてしまう場合は、居住スペースを狭くするなど改めて設計しなければいけません。

②建設にはコストがかかる

カバードポーチは、壁がないだけで屋根や柱がある「部屋」とみることも可能です。
そのためカバードポーチをつけるだけで、建築コストが高くなる場合があります。

 

■カバードポーチで生活が変わる!?

例えばサーフィンを終え帰宅し、カバードポーチでウェットスーツを干したり、サーフボードのメンテナンスをしたりと、砂や水分で汚れることを気にせずグッズのメンテナンスができますね。

サーファーズハウスと位置付けなくとも、カバードポーチのある家にはたくさんの用途が生まれます。
リビングからの間続きでポーチを設ければ、家族や仲間とのコミュニケーションスペースとして機能させることも可能です。
天気の良い日はポーチで読書を楽しむ、夜にはランタンをともして食事を楽しむというように生活に豊かさを与えることも可能です。
また、サーフィン仲間を集めてBBQを行ったり、ハンモックをつりさげてゆったりと過ごすと言ったことなども可能です。

■まとめ

カバードポーチのある住宅が日本でも注目されるようになりました。これから新築を検討している人はぜひ「カバードポーチ」の生活を見据えた設計をお願いしてはいかがでしょうか。ワクワクのアドバイスをさせていただきます。