アメリカンハウスに欠かせないラップサイディング

アメリカンハウスの外観の特徴の1つはオシャレな外壁です。輸入住宅の外壁には多くのデザインや種類がありますが、アメリカンハウスの外壁にはラップサイディングを取り入れていることが多く、カントリースタイルの定番でもある外壁材です。ラップサイディングは、長く平らな板状のサイディングを重ねながら貼り合わせていて、ラップサイディングの他に、「下見張り」や「鎧張り」と呼ばれることもあります。

時を超えて愛され続けている外壁デザイン

ラップサイディングは、アメリカンハウスの象徴でもある開拓時代に、自然と共存する暮らしをイメージして作られたものです。ラップサイディングはシンプルなデザインでありながら、重なり合う板同士のディテールが繊細な色遣いを引き立て、外壁の美しさを演出し、時代を超えた現代でも、生き続けているデザインと伝統的な施工方法です。

見た目だけではなく機能面も優れている

ラップサイディングは、数あるサイディングの中でも質感があり、陰影も出しやすい外壁材です。また、腐りにくい材質であるため老朽化した場合でも、塗装をし直すだけで板の張り替えをする必要がほとんどなく、メンテナンスが楽である点も魅力です。見た目の良さだけではなく、耐久性などの機能面でも優れている外壁です。

また、ラップサイディングを生産しているメーカーの中には、汚れにくいオートクリーンなどの製品もあります。さらに、カラーバリエーションも豊富なので選択肢が多く、こだわりのカラーが実現しやすい魅力もあります。

ラップサイディングで理想の外壁を

ラップサイディングの特徴でもある重ね張りは、重厚感だけでなく光が織りなす陰影が些細な表情を醸し出します。最近では街の統一化などが進み、シンプルで個性の少ない住宅も増えてきています。しかし、ラップサイディングは住まいのぬくもりもデザインし、細かな部位は昔ながらの手法で作り上げているので、新しいデザインを活かしつつ、昔ながらの伝統のある施工法を守っています。

新鮮さと斬新さを兼ね合わせたデザインは、これから20年、30年と住み続けるにつれて、ラップサイディングの機能性や価値が感じられそうです。昔から変わらず愛され続けているアメリカンハウスの外壁は、流行に左右されない理想の外壁です。外壁は家のイメージを左右する重要な要素です。アメリカンハウスに憧れている方は、ラップサイディングはおすすめの外壁です。